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保管について

Storage

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100年間、保たれる
美しい表具を目指して

修復するだけでは表具師と言わず、お客様が気付けないことにも気を配り、末長く表具を継承できるように追求しつづける事が
本当の表具師の仕事と言えるでしょう。
当社が、今の仕立てに満足することは決してなく、日々進歩を目指しています。

その保管方法、大丈夫!?

  • ナフタリンなど
    洋服用の防虫剤を使用

    木製テーブルの上に置かれた4つの白い個包装の防虫剤パック。表具や掛け軸の保管に適した専用防虫剤
  • 巻いてそのままの状態

    木製テーブルの上に並べられた複数の掛け軸の軸棒。白い布で包まれた軸棒と真鍮製の金具が付いた軸先が見える保管時の様子
  • 新聞紙に包んで保管

    新聞紙で丁寧に包まれた掛け軸の保管状態。白い布で包んだ軸棒が新聞紙の中から見え、木製の台の上に置かれている適切な保管方法の実例
  • 着物用のナフタリン、樟脳などの防虫剤は絶対にやめてください。着物用は化学物質の気発により箱の中を充満させて虫を防ぐ方式です。
    掛軸は絹と和紙を糊で接着してできている非常にデリケートな物で、強すぎる化学物質では変色したり、茶色の斑点(フォクシング)が発生します。

    和紙に墨で書かれた「帰る」の文字のクローズアップ。経年劣化により茶色く変色した和紙の質感と毛筆による力強い筆致が見える掛け軸の一部
  • また、樹脂製の軸先などは溶けてしまいます。ナフタリン、ベンゼン、ピレスロイドなどの薬品を
    「美術品には絶対使わない」というのは、8割程の方は知らない事実です。今すぐに取り出してください。
    掛軸用の防虫香は、天然香木(白檀など)でできており、
    ほのかな香りで長期保管にもやさしく掛軸を虫から守ってくれます。

    表具の軸先の比較画像。左側は新品の白く滑らかな軸先、右側は衣類用防虫剤で溶けてボロボロになった劣化した軸先。矢印で変化を示している

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あなたの表具(掛軸)などを
あと10年長持ちさせる秘訣

専用の防虫香を使用しましょう。洋服用防虫剤は大変危険。
湿気、直射日光、虫害は作品の大敵です。
当社では天然糊・紙の性質を踏まえた最適な保管方法をお伝えしています。

  • 保管環境の確認

    全技連マイスターの表具師が保管場所と環境を確認し、湿度などを計測。専用保管箱や、カビなどのリスク場所から管理方法を提案します。

    伊勢市の株式会社辻村表具店が保管する日本画の掛け軸。伝統的な和室の床の間に飾られた鷲と松を描いた墨絵の掛け軸。青と金色の唐草模様の表装が施され、格子戸のある和風建築の空間に調和している
    撮影場所:賓日館
  • 保管方法の提案

    表具の目的は観賞目的が実は50%で後の50%は本紙の保管と保護が目的です。表具が経年劣化などで傷んでいたりすると、
    末永い鑑賞と保管は困難になり、大切な書や絵画が少しづつ剥落、損失してしまいます。そんな中でも掛け軸は本紙の鑑賞、
    保管に優れており、管理される環境が重要になるので保管場所の湿度のチェックや保管方法などの提案をさせて頂き、一緒に保存していきましょう。

    桐箱に収納された掛け軸の保管状態。薄い青緑色の布で包まれた掛け軸が専用の木製桐箱に納められ、金色の組紐で結ばれている伊勢市辻村表具店の適切な保管方法

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